2020.02.21 カワハギ
カワハギ延長戦@茅ヶ崎 一俊丸
諦めが悪く、最終決戦をもう一度やることに(たまたまスケジュール空いただけ)
2/24、週明けの月曜で一俊丸のカワハギ船が終了するのでその前に鳥澤さんと。
前回の釣行前に購入したDaiwaメタリアMHH
とずーっと使っていないSHIMANOステファーノのMの2本。
一俊丸も4日間の冬休み明けで、船長も海の状況が分からないと朝イチは笑っていた。
僕はと言えば、前回もそうだったが前半はポツポツと釣れていても12時から沖上がりまでは他のお客さんだけが釣って、僕は全く掛けられないというのがここ数年のイメージ。
何かが間違ってるんだろうなぁと、いつも帰りに思うけど、決定的な理由が分からないまま。
さて、左舷一番に陣取る
常連の「先生」こと宇賀神さんが「今日はこの席がトップだね」と予言めいた一言を 笑
「先生」は中乗りもやる人で風の向きや潮で船の流し方も分かるから予言は当たることが多い。
俄然ヤル気になる。
海に出ると強風に悩まされた前回とは真逆、風もなく波も無く、ちょっと温かい晴天。
カワハギ日和、舞台は完璧に整った。
堂満船長から「今日は乾さん、5尾目標で。
最終戦頑張って」とお言葉。
カワハギ地獄を疾走中の鳥澤さん、今回は仕掛けを自作!更に船べりセットも自作!
プラスチックケースをくり抜き、ロッドキーパーを入れられるようにしてあり、更にオモリケースも入れてある。スゲエ。
ステファーノMHを持っている鳥澤さんは、更に極鋭シリーズも視野に入れて上州屋で相談、「ステファーノは感度が凄いが、難しい竿。ステファーノで始めたのなら極鋭とかなり違うのでステファーノだけの方が良いのでは?」と言われたそうだ。
なので今シーズンはステファーノだけだが
ステファーノリミテッド(約8万円)購入を検討中 笑
僕は前回、エサのアサリを塩で締めたものとヌル取りだけしたものの二種類を作り、ヌル取りした方をクーラーに入れて保存。
で、時間が経って塩で締めた方が硬くなったころ、ヌル取りだけしたアサリを使ってみたが、最後僕だけカワハギ沈黙だった。
今回はアサリを半分だけビニールから出して、使う方を塩だけとヌル取りだけの半々に。前回同様アミノ酸のふりかけを一包両方に。
半分はビニールのままクーラーに入れて保存を。
どう違いが出るか半信半疑だが、同じことを繰り返しても仕方ないので。
仕掛けは幹糸SHIMANO、オモリ側にハリス止めが集中しているヤツ、針はSHIMANOの吸わせの7.5号ハリス6cmを上から2本。
一番下だけDaiwaのスピード7.5号10cmハリスを。
いつものタングステン25号とピカピカ点滅緑ライト、幹糸にはとりあえずキラキラシールのピンクをハリス止め上20cmに。
鳥澤さんの自作仕掛けを見るとハリス止め間が広め、移動できるMV仕掛けみたいに作ったと言ってたような…ビーズは透明のモノを使用、よく出来てるなぁ。スゲエわ。
針はがまかつの競技を使って前回結果を出したそうで、それを使うとのこと。
茅ヶ崎港から5分、最初のポイント。
船中、ウンともスンとも。渋い。
移動。
ここから堂満船長、怒涛の移動・流し変え。
ピンポイントで瀬の上、ツブ根、カケ上がりに停めては移動、いやはや凄い執念で客に釣らせようとしてくれているのが分かる。
移動3回目くらいで僕に一枚目。
赤ちゃんの掌くらいのミニカワハギで苦笑。
船長も笑っていた。
時々、トラギス、キタマクラが食ってくるがカワハギは激渋。
エサはアタリも無く肝だけ齧られたり、そのまんま残ってたり…
中オモリ2号と1.5号もサルカン下に打って試した。
で、一枚追加した時に一度良かったような気がしたけど激渋でアタリが出ない上、右舷側のトーナメンターが中オモリ装着しても釣れていないので、やはりハリスの動き過ぎがアタリを阻害していると思われ、外す。
キラキラシールも外して針も7号に総取り替え。船下に仕掛けが入ってやりにくいのでオモリも白と蓄光タイプの30号に。
ピカピカ点滅は継続。
リーダーと仕掛けの間のサルカンにフサフサを足した。上下の誘い時にフサフサが広がりながら落下するアピールを多めに。
この日、僕が注意していたこと
❶オモリを小突いてみて砂地の場所は無視。
❷コンコンと岩に当たる時だけ集中して根掛かり覚悟で止めたり這わせたりを
❸時々竿を大きく煽ってオモリとピカピカ点滅の落下をなるべく遠くのカワハギにアピールする。
❹アサリは水管を外し捨て、ベロから肝を抜き刺し一番下の針は2個付けで。上の2本は見せ餌(マキエ感覚)で這わせた時だけ有効活用。
特にこの❷はかなり注意した。
岩の周りはベラやトラギスももちろんアタるからガッカリも多いけど、この日は砂地部分でアタることはほぼ無く
「根掛かり気をつけてください」と船長アナウンスがある岩礁周りを流すタイミングはずーっと集中。
「瀬の際です」は根に当たるまで誘い多めで。
「ツブ根です」は砂地部分無視で段を付けて誘い上げてアピール、上から叩き下げ、着底でまた叩くを繰り返し、
誘い続けてコンコンと岩に当たる時だけ弛ませ気味のゼロテンでストップ長めという感じ。
あまり同じリズムにならないよう不規則な誘いを心がける。
こんな釣り方でお刺身サイズを二枚、赤ちゃん掌サイズを1枚追加で4尾となった。
そのうちの1枚は鳥澤さんと初ダブル。
昼辺りに鳥澤さんがラッシュに入った。
鳥澤さんはキラキラシールをハリス止め上とハリス止め間にも装着、
オモリ着底後竿を煽った後、ゆっくり下げてゼロテン、時々叩いてゼロテンという感じに見えた。
あまり揺らしの誘いではなく、誘い下げをじっくりというスタイルなのかな。
後半にラッシュに入るのはキラキラシールと誘いスタイルが日が昇った時間帯は有効だと思われる。
事実、午後に二枚の良型を掛けた。
朝イチのキラキラシールではなく、11時過ぎた辺りの太陽光が上から入る時間帯に付けると効果があるのかも。
鳥澤さんが釣れているタイミングで僕はしばらく沈黙。
キラキラシールを使うか迷ったが…やめた。
どう出るかな…
アサリが乾いてきたので昼頃、クーラーから袋を取り出し
海水で洗い、ヌル取りだけして締めないアサリを用意。
水管取って全部の針にベロから水管貫き2個付けしてボリュームを出す。
鳥澤さん、良型を掛けて膝を使ったやりとり。ステファーノが大きく曲がる。
海面に浮かんだところで痛恨の針外れでバラシ。
惜しい!
沖上がりラスト。
「あと5分くらいしたら仕舞っていきましょう」とアナウンス。
仕掛けを回収した鳥澤さんが「エサを付け替えて勝負」とひとこと。
僕も仕掛け回収してエサをチェック
一応キモも残っているので迷ったが
新しいエサを付け直す。
投入、着底。
段付きで大きく煽って、ゆっくり下げてからオモリで海底を小突く
砂地からコーンコーンと岩に当たる感触に変わる。
集中。
ストップしてやや弛ませたゼロテン。
コツコツとアタリ、少し糸を送って合わせるとドンドンと乗った。
メタリアだとMHHで硬めの竿だがステファーノより穂先部分がしなやかでやりとりは確かに楽だ。
お刺身サイズが顔を出して目標の5尾達成。
課題だった後半に、しかもラスト投入で掛けられた。
目標5尾達成よりも後半に釣るという課題が回収できたことの方が嬉しい。
エサの鮮度と渋い時の根周り集中、これが大切だと覚えておこう。
今シーズン最後はギリギリで購入したメタリアMHHで二回とも良い釣りができた。
ステファーノ攻SPは来シーズン、活性が高いタイミングで宙層釣りで試したい。
最終戦延長は5尾で竿頭で終了。
また秋に。
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