2020.02.01 カワハギ

平日釣行ではなく、珍しく土曜日釣行。
鳥澤さんと。
前日、23時には就寝したので5時間睡眠。人生初の睡眠万端釣行。
お客さんは僕らを入れて7人。
朝、船長から鳥澤さんが状況を聞いてくれて
辻堂周りでは大型狙いでハリスを10cm、スピードが良い。パワースピードでは吸い込みが悪いことを知る。
7cmハリスでは幹糸から針が近い為、エサの動きに大型になればなるほど警戒されて食わないし、針も軽いスピードで吸い込み易くした方がいい。スピードなら吸い込むからバレが少ないし、ハゲ針だと伸ばされてしまう可能性があるのでおススメしない、と。
辻堂周りから始めて、その後は江ノ島に行くつもりだけど、江ノ島周りのカワハギは小さいし動きも良いのでハリスは思い切って3cmでやって掛けに行くくらいでいい。
7cmだと逆にアタリが出ないうちにツルテンになるよ、針は「ネオフック」で、と。
Daiwaのネオフックは持ってないけど、ハゲ針でいいということにしよう。

タックルは前回撃沈したStefano攻H177SPで勝負。
朝イチ、仕掛けは7cmハリスに一番下だけ10cmハリスのスピードで。
オモリに白の夜光フサフサ、幹糸にケイムラ白のホウキ星を。
点滅ランプは電池切れらしく使えない 笑
買い足しておこう。

鳥澤さんはピカピカシールを幹糸に数枚貼っている。
どぴーかんの晴天なのでピカピカシール、効果アリかも。

辻堂沖、20mくらいからスタート。
アサリは前回に続いて水管を取ってベロからワタに抜く一発アタリ早掛け方針で。

オモリ着底、いつものオモリトントン誘いを細かめに。
コンコン…カツカツ…合わせ…ドンドンドン
乗った。
ここで前回の失敗を取り戻すべく、今回のテーマ「竿先を真下に向けてのリーリング」開始。
小さなカワハギっぽいけど、まずは練習だ。
この竿先を海面に刺すくらい下に向けてのやりとりは、水平に近いとこでリーリングしながら竿の弾力を活かす方法とは違って、魚がバレたのか、魚が付いているのか判別しにくいな。
小さいと尚更わかりにくい。

まずは可愛いサイズで船中1枚目。
リリース。

土曜日だからなのかビギナーの方が多め?
開始アタマから集器をつけているお客さんがたくさん。
ビーズでかちゃかちゃ音が鳴る中オモリ、ピラピラ中オモリ…結果、みなさん厳しそうだったのでやはり厳冬期にアタリを阻害する付属品は出来るだけ付けない方が良いと思う。
シンプル仕掛けでどうしてもダメなら集器…がオススメ。

途中、そこそこ潮が流れてるタイミングでガン玉中オモリをひとつ打つとアタリが出やすいことが何度かあり、潮の速さと関係がやっぱりあるんだと思う。

他魚も交えて何枚か釣りながら竿先下向き釣法の練習。
で、カツカツ…コンコン…合わせ…ドンドンドンドンドンドン
あ、来たかも、まあまあのヤツ。
慌てずにリーリングしながら竿を海面に向けて…ドンドンとヒラを打つのを感じながらゆっくり巻いてみる。
あー、カワハギの左右への動きにも対応早いな
朝、船長のアドバイスでドラグを少し緩めにしてるから時々糸が出る。
24cmくらいのまずまずサイズが顔を出した。
魚の大きさより、前回連続で失敗したやりとりを修正できた方が嬉しくてホッとした。

小型は別として、サイズがまずまずならこれが一番良い方法なんだな。
MHくらいの柔らかさなら竿の弾力でいなせるけど、H以上だと海面に刺すくらいの下向き、ドラグ調整でやりとりすること。

途中、根掛かりでタングステンオモリとケイムラのホウキ星をロストしたので買い足すこと。

鳥澤さんの釣り方は独特で面白い。
着底後、垂直にオモリを持ち上げて、ゆーっくりと下げていきストップ
またゆーっくりと上げて叩きを入れて、
ゆーっくりと下げて、また叩いてストップ。
少し強めに合わせ。

これで7匹の竿頭に。
11月とかでエサ取りが多いとあっという間にやられるけど、厳冬期には効果があるんだろう。
動きが活発ではないカワハギにゆーっくりとした誘いは有効ってことだ。

午後、江ノ島周りに移動後
潮回りなのかカワハギはおろか他魚も全くエサを食わなくなり、船長もお手上げ。
3cmハリスを試すことも出来ず。
そんな中、ラスト5分。
鳥澤さんが1尾追加、あっぱれ。
船長曰く「キラキラシールの効果アリだね、
たまらず食って来たんだろうね。」
僕はキラキラシールをオモリ直上に一枚、鳥澤さんはオモリ上と枝スの途中にも使っていた。
多枚効果、おそるべし。

結果、僕は6尾。
鳥澤さんが7尾。
鳥澤さん「今までで一番面白い釣りです、カワハギ!」と。
カワハギ地獄へようこそ。

2月に入ってシーズン終わりギリギリ。
あと一回行けるか?

乾 雅人 テレビの仕事、食の事、趣味の事。

有限会社FOLCOM.代表取締役 テレビ演出家のアレコレ。

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