2017秋からのカワハギ・ヒラメ釣り忘備録。

去年1月から特番収録がスタートしてほぼ毎月オンエアを抱え…
「10月末、年間の特番諸々が終了したら
  11月〜2018年1月いっぱいまで釣りをしよう」と密かに決意していた。
で、一昨年教えていただいたカワハギ釣りを本格的に始めてみようと竿とリールを購入。
ロッドはSHIMANO ベイゲーム X カワハギ ¥24,000(実売¥17,000ほど)
リールはSHIMANO スティーレ ¥44,000(実売¥33,000ほど)
早速一昨年お世話になった茅ヶ崎「一俊丸」さんへ。
一昨年2度レンタルタックルで開始したカワハギ釣り、自分の新タックルでやってみたらめちゃくちゃ軽くて快適!ロッドは94g、リールは145g!疲れ知らずでびっくり。
ただ、SHIMANOのロッドが「柔らかめ」なので船宿のDaiwa製レンタルタックルと違いすぎて…
オモリ着底から糸フケを取り、
オモリで海底をトーントーンと落としながらしながらいわゆるゼロテンションで魚信を待って合わせるという習ったままの釣りを開始するも
魚信からアワセのタイミングが良く分からない…魚信が無く餌のアサリが全部無くなる…アワセるけど魚が乗らないいう事態に「?」となり
レンタルタックルだった時とカワハギの枚数が変わらない状態。
そりゃ軽量化されたタックルですから、疲れは半減ですよ。でも釣果は伸びない。
「やはり少し硬めのDaiwaロッドが良いのではないか…」と思い始めてしまう。
で…
Daiwa アナリスター カワハギ 82-175 ¥24,000を購入しましたとも。
リールももうひとつ
SHIMANO ステファーノSS 100HG ¥28,000。
カワハギ釣りをやると決めたからにはとことんやりますとも。
竿二本、リールふたつ、よくカワハギ船上で見かけるタックル数種類持ち込みというカッコいい感じに 笑。
せっかくタックルも揃ったのでYouTubeで改めてカワハギ動画を毎日見まくる。
で、ひとつ発見。
「宙の釣り〜誘い下げ」なる手法。
カワハギは海底付近にいる魚だが、時に海底から数メートル上に…または仕掛けを上に持ち上げるとヤル気のあるカワハギはエサを追って浮く。
要するにオモリ着底〜糸フケを取り〜竿先を持ち上げてオモリを海底から上げ〜揺らしながら竿を下げていき〜再度着底を繰り返すという釣り方があるのだ。
イラスト【一俊丸HPより】
カワハギの食餌生態は下向きで海底にいる餌を取る。
針に付いた餌を食べる時もカワハギを下向きにさせた方が餌を食べやすいのだという動画。
なるほど!
それと誘い下げの最中にカワハギが針に付いた餌を吸い込んだり触ったりする時に「カサ!」とか「コソ!」と手に感じる「前アタリ」を取ることが大事だとSHIMANOのテスター鈴木孝さんが動画で答えていた。
「前アタリ?」
宙の釣りかぁ…確かにオモリ着底でトントンさせてゼロテンションの張らず緩めずで釣っているとカワハギ以外の海底にいる他魚が先に釣れてきてしまうことが多い。
上手な人はカワハギと他魚の魚信の違いを感じ分けて他魚ならアワセないのだというが…僕にはサッパリ分からんので「ブルブル」と魚信があるととりあえずアワセてみる。
結果、トラギスやベラが釣れてしまう。
宙の釣りなら比較的カワハギが(フグは別)釣れてくるらしい。
宙で前アタリ、取ってみましょう!
それとSHIMANOのテスター鈴木孝さんの竿の持ち方「スナイパー持ち」は良さげだ。
画像【SHIMANO HP スナイパーの極意より】
確かに竿もリールも軽いから片手で操作できるし、リール付近に手を添える持ち方でDaiwaのカワハギ名人達はやっているけど
画像【Daiwa HP カワハギ最前線 より】
磯釣りの際、僕はいわゆる鈴木さんの様にスナイパー持ちで竿を操作する。
風や手前にくる波の影響を道糸に受ける磯釣りに於いてラインメンディングをしながらウキを自分の流したい潮スジに入れる微調整と糸を張ってアタリを取るには両手で水平近くで操作した方が楽だからだ。カワハギ釣りに於けるスナイパー持ちとは意味合いが違うみたいだが、慣れた持ち方の方がしっくり来る。
茅ヶ崎 一俊丸へ!船が向かったのは海底まで15m〜20mの江ノ島沖、まだ秋の感じ。
まず、買い足したDaiwaのロッド アナリスターとリールはステファーノssで宙釣りをやってみた。
SHIMANOのベイゲームXに比べ、さすがDaiwaロッドというシャキッとした感じの調子、数字上では1gの差、しかもリールはステファーノの方が20g重いはずだけど軽く感じる。
で、肝心の「前アタリ」は感じ無い…宙に居ないのか…オモリが着底してゼロテンションになると「ブルブル」と魚信が。
はて、やはり底付近にしかカワハギが居ないのかな…アワセて釣ってみるとカワハギ1に対し他魚が3という割合。
うーん…思い描いてたのとは違う。
船の流し変えのタイミングが数回あり、このままアナリスターで着底ゼロテンションの釣りを続けても目標の前アタリは無いまま終了となりそうなのでベイゲームXとスティーレの組み合わせにチェンジ。
投入、オモリ着底、1.5mほど竿を立てて…
揺らしながら竿先をゆっくり下げる…すると
(カサカサ…)
ん?
(カサ コソ)
カ、カワハギ?ま…前アタリ?
動画で見た『前アタリが出たらその高さで竿先を上下、もしくは下げていくと本アタリになる』
アワセを我慢して、そのままジワ〜っと更に下げると
「ブルンブルン!」
竿先がカガッと曲がる
「乗ったー!楽し〜い!」
初めてカワハギが針を触るカサカサが分かった。
カサカサが分かると
(おー!いるいる、ゆっくり下げてホラホラ食べちゃいな)という集中力に繋がり
いるのかいないのか、食べてるのか食べてないのか分からないまま待つより楽しい。
ちょっと待て…色々なカワハギ釣りの記事や動画では「宙の釣りには硬い竿」と必ず書いてある。
さっきのアナリスターはベイゲームXより完全に硬いはずだけど、前アタリはおろか宙では全く釣れなかった。
ベイゲームXは前アタリを感じる感度も凄いし、前アタリが本アタリに変わり、そのまま針がかりしてくる。
値段は同じだが、手に伝わる「手感度」では柔らかいベイゲームXってこと?
いずれにしろ、この前アタリを感じて誘い下げで食わせる「宙の釣り」は楽しい。
僕のようなビギナーでも、食わせて釣っている感、攻めて釣っている感が味わえる。

実はこの「前アタリ〜誘い下げ」の釣りで完全にカワハギ釣りの魅力にハマった。
何度か友人を誘い、茅ヶ崎 一俊丸に通う日々。
当然、前アタリから誘い下げでの釣りも海況が違えばカワハギが浮いてくる高さ、下げるスピード…毎回同じではないので
その日のパターン、その場所でのパターンを早く見つけることも大切。
さて写真のこの日、11月17日。宙の釣りではあまり反応が無く、硬めのアナリスターを使用、底でのゼロテンションでのみ釣れてきた。沖上がり間近の昼頃、この写真を撮っている場所の先、船の先頭にいるベテランの方がピラピラの集寄を仕掛けに付けて連続でカワハギを掛け出した。
道糸と仕掛けの間に集寄を付けると魚信が出にくくなることもあるので、僕は基本的に何も付けずにやることにしているのだが、あまりの連チャンぶりにマネをして集寄を付け、軽いキャストをしてみると…宙やゼロテンションでは釣れなかったカワハギがバンバン釣れる。
ピラピラの集寄でカワハギのスイッチが入り、少し弛んだ仕掛けに食う展開があることを初めて目の当たりにした。

別のある日…12月アタマだったろうか
普段から宙の釣りに向くというスピード系(吸わせて飲ませる)の針を使用しているのだが、
前アタリからエサを咥えた本アタリが出てアワセても全く針がかりせず途方にくれた。
全部で13匹ほど釣ったのだが、本アタリを全て掛けていたら30匹は釣れたかもしれないなと意気消沈する僕に一俊丸 堂満船長が
「乾さん、ハリは何使ってた?」と。
僕「スピードの小さめの針です」
船長「今日釣れてた人は全部ハゲ針だったよ」
そんなこともあるんだなぁと、帰りの車で猛反省。道具箱にはスピード系の針が満杯だったがハゲ針をきちんと買うようになり、釣り始めは3本ともどちらかの同じ針、掛かりが悪いと1本2本と別の種類の針に替えていくような釣りにした。

カワハギ釣りへご一緒するようになった某局のEプロデューサーも竿とリールを購入 笑
ロッドはDaiwaのメタリア カワハギ MMH ¥39800!僕のロッドに比べてワンランク上の仕様。
一緒に行くと着底ゼロテンションで釣りまくり!
僕の方はベイゲームX、宙の誘い下げでポツポツ。
「今日も底でゼロテンションなのか…」と思い、アナリスターにチェンジ。
ポツポツ…。
終わってみれば船中、Eプロデューサーがトップ。大型も掛けてクーラーいっぱい。
現在、Daiwa高級ロッドの主軸はチタン合金の竿先「メタルトップ」
Eプロデューサーのメタリアは最先端のロッド。ちなみに僕のアナリスターはカーボントップを採用している…
メタルトップの竿は海底の形状、海藻にオモリが触ったのさえ手元に感じる、とある。
定価1万数千円の差はその感度の良さに出るんだろうなぁ。
当然、船の座る位置や誘い等のやり方で自ずと釣果は違うので一概には言えない。
ただ、魚信の多さは間違いなく増える筈。
ことカワハギ竿に関しては初心者でも高級なものを買う方が絶対に良いとどの記事やブログにも書いてある。
二本買うより一本の高級ロッド、です。
実は僕も竿を購入する際の選択肢にメタリアがあり、ヤメた理由がある。
「メタルトップは金属ゆえ、冬の低温時には曲がりっ放しになったり、折れる」
これだ。
カワハギ釣りのブログを書いてる方も「折れた」とよく記事にしている。
まぁ、年に数回、秋から12月までの釣行にして厳冬期の1月2月(気温0度以下)にカワハギ釣りをやらなければおそらく問題無いと思う。
僕は1月いっぱいの釣行を予定しているので曲がったり折れる可能性のあるメタルトップを選択しなかった。
Daiwaロッドの選択肢としてもうひとつ「グラストップ」というグラスファイバー仕様の「リーディング カワハギ」
値段だけでいうとメタリアと同じ¥34800である。
こちらは欠点である折れ易さをカバーするべく予備の替え竿先が最初から付いてくる。
ハナから折れる前提 笑
で、選択肢から外れた。
残る選択肢はSHIMANOの高級ロッド「ステファーノ」こちらはカーボントップを採用。
カワハギ釣りの高級ロッドはこのSHIMANOのステファーノかDaiwaの「極鋭シリーズ(全てメタルトップ)」に代表される。
極鋭シリーズだと5万〜8万。
ステファーノシリーズだと5万〜7万。
僕の2万円のロッドと違い、どんな魚信を感じるんだろう…カーボントップのステファーノ、買うか迷い始めた 笑

12月、先の堂満船長にも名前を覚えてもらえるくらい通ったので 笑    一俊丸に乗船し、朝の挨拶の際、近日中の釣り方のポイントを教えてもらえるようになった。
その昔、磯釣り界の伝説的な名人 小里哲也さんが「ビギナーは釣れなかったからとあちこち行くのではなく、同じ磯(岩)に100回通いなさい。磯は同じでも海は毎日違う、同じ海は2度と無い。沈んでる岩の形、潮の満ち引きによる海面の高さ・流れの方向、海水の色、温度、季節毎に釣れてくる魚種…同じ磯に100回通って解ることがある。それはある日、別の磯に立ったときに必ず役立つはず」と仰った。
僕の磯釣り歴は20年以上だが小里さんの教えを守って100回通っている磯が伊豆のあちこちにある 笑 
逆に言えばあまり他の磯を知らない。
ただ立ったことが無い半島周りの初めての磯でも引き出しが足りないってことはあまりない。
離島での釣りは、ほぼ経験がないのでそもそも道具から違う離島のガンガン流れる潮の速さの釣りは1.2度しか味わったことがない…。
カワハギ釣りのメッカは東京湾なので茅ヶ崎とはまた違う釣りだと動画や記事で見かける。
しかし、一度ココと決めたらあちこち行くタイプではないので、一俊丸に100回乗ったら東京湾や千葉でやってみようと思う。

通い続けて、誘い下げがハマると2万円台のロッドでも船中トップを取れるようになった※トーナメント出場選手が居ないような日限定

2万円台のロッドでも特性を理解するように心掛け、毎回の釣りで色々試すようになったのもある。
気になった動画や釣りブログの記事に書いてある手法をとにかくアレコレとテーマにして試してみる。
ついにはDaiwaの名人宮澤さんのDVDを購入。笑
コレは勉強になった。

エサのアサリの複数掛け、オモリの色や形状、浅場・深場での誘い方、幹糸に中オモリを付けてハリスの動きを出す手法…宮澤名人は基本底近くでゼロテンション釣法なので僕が好きな宙釣りとは違うけど、とにかく目から鱗の釣り方が満載で楽しく拝見した。

更に動画で女性アングラー三石忍さんのカワハギ釣りを観て「着底後、竿先を上げたら横にユラユラしながら下げる」という手法を学んだ。男性の名人の動画では観たことが無い。三石さんは男性名人に混じってトーナメントで勝ったりするような女性なので参考にしてみる。
確かにカワハギ用の集寄はピラピラだったり横になびくフワフワ、オモリなどに付いたホログラム系のシールが多い。
其れ等をただ縦に振って動かしているより横にも振って潮の流れや水の抵抗で動きが不規則になった方がアピール力が高いのではないだろうか。
いずれにしろ遠くからカワハギを集め、縦だけでなく横にも動かしてなかなかエサを食べられない状況を作った方がアタリも鮮明になるに違いない。

12月に入り、2016年末、僕をカワハギ釣りに迷い込ませた張本人であるDaiwa「The フィッシング」Yプロデューサーと一年ぶりに釣行。
僕がロッド・リールを2セット購入していたので「ハマりましたね〜」と笑っていた。
スナイパー持ち、横にユラユラ、誘い下げ…と1年経過して「成長」した弟子に「なんすかソレ?」笑
結果、僕は船中トップ。
Yプロデューサーは1日底でゼロテンション。
「男は黙ってゼロテンションです。宙の誘い下げ釣りはなんだか女々しいのでやりません」
いつかゼロテンションオンリーでも魚信が取れるくらい上手くなったらやります。
次は真鯛に誘いますとYプロデューサーが言い残して解散。

12月中旬。番組で知り合ったウェイトリフティング元日本代表のT澤さんから「千葉の大原でヒラメ釣りませんか?」とお誘いいただいた。
道具から予約…全てをTさんと有名土産店の若旦那T口君がやってくれて初のヒラメ釣行。
エサは生きたイワシ。
イワシを弱らせないように口の中と背ビレの二箇所に釣り針を通して、海底付近を泳がせてヒラメが食うのを待つ釣り。
千葉外房大原 長福丸にて出船。
夜明け前にポイントに到着してT澤さんにイワシの付け方を習う。ヒラメ専用の長めの竿をお借りして、イワシの付いた仕掛けとオモリを投入して海底に。
船は風を受け、潮のスジをどんどん流すのでオモリを底でズル引きすると根掛かりして仕掛けをロストする。
起伏のある海底から50cmほど持ち上げて、マメに底を取り直しながら丁寧に釣るのが大切らしい。
カワハギ釣りと違い、竿を上下したりする誘いは不自然にイワシが動くので時々底を取り直すのみ。
基本、待ちの釣りなのでのんびりだ。
昔からヒラメ釣りには「ヒラメ40」と言われるコツがある。
泳いでいるイワシを見つけ、ヒラメが追いかけてくる。
イワシが怯えて暴れる。
尾ヒレの方からヒラメがイワシを食べる。
イワシの口や背ビレに通した針ごとヒラメが飲み込むのに「最初の魚信から40秒待て」というのだ。
まぁ要は慌てるな、だろう。
日が昇り最初の一枚はT澤さんに来た。
確かに「来てますよ」と言われてT澤さんの竿を見るとブルブル………ブルブル……と間を空けて動く。
竿先が海面に突っ込むと「せーの!」で竿を立て合わせる。
ゆっくり巻いてヒラメが上がってきた。
なるほど。
何度かの流し替えで「釣れないなぁ」と竿を脇に抱えてiQOSの電源を入れて吸えるように待っていると僕の竿が大きく曲がった
「根掛かり?」
iQOSを置いて竿を立てると、なんか重い…
リールを巻くと1kgほどの初ヒラメ。
『ヒラメ40』はおろかヒラメ01だ。
船中でポツポツとヒラメが上がっている。
10時過ぎだったか…魚信が無い(どれが魚信なのかもわからず)ので再びiQOSを。
座って吸い始めたところで今度は竿が根元まで曲がり、海面に突き刺さっている。
うひゃー!
慌てて竿を立ててみるとかなり重い。
しばらくやりとりして上がってきたのは2.2kgの見事なヒラメだった。
その後、サメを一匹追加して終了。
結局、ヒラメ01になってしまい、醍醐味は全く分からず。
きっと最初の魚信を見逃してたんだろうと思う。
何から何までT澤さんにお世話になった。
次はヒラメ40を味わうことを誓って解散。

さて、茅ヶ崎 一俊丸の12月末。
朝、堂満船長が「ちょっと厳しくなってきましたよ〜」と。
水温が下がってカワハギの活性が低く、魚信が出なくなった、と。
水深は25m〜35mと深場にカワハギが落ちて来たらしい。
なんでも、仕掛け自体を底に弛めて「1.2.3…」と数えてアワセてみる…
5を数えてエサのアサリが全て食べられてたら
4に減らして数えてアワセてみる。4でもダメなら3でアワセる。
カワハギ自体はエサを食べているから魚信が出ないけどやってみてください、と。
冬のカワハギ釣りってのはこんな感じのもあるんだなぁ。
で、朝イチ、やってみた。
1.2.3.4アワセ!ブルンブルン!乗った!笑
タイミング釣りみたいな感じ。
釣れてくるのは確かなのだが、楽しくは無い。
2時間くらいして宙からの誘い下げ、着底ゼロテンションでアタリが出るようになった。
こちらの方がやはり楽しい。

今シーズン、茅ヶ崎ではカワハギの30cmオーバーが連続して釣れており、「夢の尺ハギ」を釣ろうと通うお客さんで連日賑わっている。
僕は中型止まりのカワハギだが、一俊丸で大型のカワハギを掛けている人にいくつか共通点がある。
①オモリはシルバーの小田原型 全員色は付いてない※カワハギ用オモリはピンク・黄色等派手な色のモノが多い
②仕掛けは動かさないで底ベタ※当然根掛かりをたくさんしている人に限って大型を。
③集寄は全く付けないor逆に滅茶苦茶派手なのをたくさんでデコデコorDaiwa快適カワハギ集寄(竿を振ると中にあるビーズがカチャカチャと音を立てる)を使いタタキ弛ませ釣り。
この3点。
大型を狙うならエサは大きなアサリ、
あまり仕掛けを動かさない、
赤系のケミホタル
と色々な記事に書いてあるので試したけど、僕は一匹も釣れていない。
いつか夢の尺ハギを手にしたいと思う。

さて、2018年に入り…
僕の釣りシーズンも終盤。
前述の高級ロッドに話は戻る。
今のベイゲームXでは感じられない魚信てぇのを味わってみたいという衝動に駆られて
ついにステファーノに手を出した 笑
SHIMANO ステファーノCI4+ M180 ¥49,500(上州屋渋谷店 ¥34,000で購入)
色々なブログや動画を参考にした結果、
MH(ミディアムハード?)ではなくM(ミディアム 柔らかめ)を選択。

実釣で試してみる。
ステファーノ、果たして凄いのか⁉︎
当日朝はウネリと波が少し、仕掛けを投入して着底。
一旦ロッドを立てて、ゆっくり下げる、オモリ着底…ゼロテンション
ブルブル!キタ!アワセ!乗った!
エサを付け直して再度投入、ゼロテンション
ブルブル!キタ!アワセ!乗った!
ステファーノ すげーーー!
二投で二匹!
今日、どーなっちゃうの?
これが5万円レベルの竿かぁ
なんもしなくても釣れちゃう

よーし!同じパターンでとゼロテンション
ブルブル!キタ!アワセ…ん?
居ない…
もう一度
ブルブル!アタリ!キテるよね?
アワセ…ん?…居ない
マジか…
ちょっとアワセのタイミング早めにしてみっか…
ブルブッ!そりゃ!アワセ!乗った!
リールを巻く…ん?針外れ?
この繰り返しでテンパる。
見兼ねた堂満船長がマイクで
「乾さん、一度全部の針を替えてみて」
まだ一匹も掛けてない針もあるけど3本とも全交換して投入。
また針外れ…針の形をハゲ針にしたりスピード系にしたりアレコレと試すが魚信はあれど全く針がかりしない。

並び席のベテラン3人衆さんたちは前出のDaiwa快適カワハギ集寄を全員装着。
着底で竿を上下に激しく振る「タタキ」から弛ませて仕掛けを底に這わせて釣るパターンでガンガン掛けている、お一人に至っては30cmのカワハギを二匹追加している。

僕はというとまったく糸口さえ見つからず。
ついに堂満船長が操舵室から出てきて僕のステファーノを手に…
「この水深にこの柔らかめの竿だとゼロテンションでは明らかにアワセが遅れちゃう。
ちょっと糸を張ってプラステンション気味からアワセてみてください」
やってみる…張り気味からブルブッ!即アワセ!…乗ったぁ
上がってきたのは手の平サイズだがカワハギ。
長かったぁ…
詳しく書くと…
水深30m。オモリが底に着いているから糸の長さは竿先から30mである。
「ゼロテンション」とはオモリを海底に着けた状態で竿先にオモリの負荷を感じるか感じないかギリギリをキープすること。糸がピーンと張った状態だとカワハギが餌を食べる時に30m分の糸の抵抗が違和感になるので吸い込まない。逆に緩め過ぎると竿先に魚信が出ない。張るか張らないかのテンションで魚信を出すという釣り方。
船長の言う「プラステンション」は違和感感じるくらいに張っても、この竿が柔らかいから30mの糸がピーンとならないので食い込み自体は悪くならないだろう、ということ。

ただ、割とウネリがあるこの日の海ではプラステンションをキープすることも難しく…しかも吸い込みも悪く、掛けても柔らかい竿がアワセを甘くしてバレる、魚信も無いまま餌を盗られてしまう…が続いた。
高価なステファーノをそっと傍らに置き、ほぼ半額のアナリスターを手に取り、魚信を取るべく釣りを始める。
精神的にかなりヤラれたので、その後7匹をアナリスターで釣るのが精一杯。
竿が柔らか過ぎるのか…
画像【ブログ 川越カワハギ研究所 より】
あるブログにあったDaiwaとSHIMANOのロッドの調子比較。
グリーン地にあるCI4+Mが僕のステファーノ。
ピンク文字 新アナリスターの82-175がもう一本の竿。

この表の横軸は右に行く程硬い竿(深場・宙釣り向き)である。
おそらく今日、ステファーノCI4+でやるならMH175の硬さくらいが適正だったと思う。
ステファーノを買う際、MとMHで迷い、挙句に厳冬期の深場での釣りになるにも拘らず、柔らかめのMを選択した失敗が今日の貧果である。
港に戻り、船長がもう一度僕のステファーノCI4+を手に取り
「あ〜 なるほど。先はかなり柔らかめで真ん中辺りからはしっかりした竿なんですねぇ。
きっとシーズン頭の秋の浅場ならよく釣れますよ」
と慰めてくれた。
この高級な竿は秋まで眠らせておくことにする。
一俊丸の女将さんにも「珍しいですね、スソなんて※船中ビリの釣果」
「竿の選択を間違えました」と答えるのが精一杯。
帰りのクルマでもずっと落ち込んだ。

さて、ヒラメ釣りの「ヒラメ40」のリベンジである。
再びT澤さんと、今回は有名土産店の若旦那T口君も参加で千葉外房 大原 長福丸へ。
船酔いが心配なT口君は操舵室の真横、隣にT澤さん、後部に僕である。
T澤さんが「乾さん、今回の竿はどうします?」
前回はヒラメ専用の長めの竿をお借りしたが、オモリも軽いモノが使えてアタリが分かりやすいという流行りの「ライトタックル」
という短めの軽い竿をお借りすることに。
T口君と船長は幼馴染み。
数年前に船酔いで倒れたことをイジられてる。
開始早々、T澤さんに魚信。
「あ〜 食ってる食ってる…乾さん見えます?」
「ドンドンとなってますね〜」
ヒラメ釣りの醍醐味。
「そろそろかなぁ〜 せーの!…ありゃー!」
空振りである。
回収したイワシにはヒラメの齧った痕がたくさん。
その後すぐ、T口君の竿が海面に突き刺さった。
まず、T口君が1枚。
僕には魚信無し。
T口君が根掛かりさせた後、1枚釣れてるので…結構、底ギリギリ、できれば30cmが理想、を流した方が良いのかな、と。
ちょっと丁寧に底取りをしながらやってみると…なんか違和感が出て、根掛かりかな…と思ったらドーンと来た。
あまり引かないのでバレたかと思ったらヒラメが浮いてきた。
45cmくらいのヒラメ一枚目。
ボウズは免れた。しかし、まだ肝心の「ヒラメ40」を味わえてない。
T澤さんは何度も魚信があるもののアワセると乗らないので悩んでいる。
T口君は僕と同じくらいのサイズを追加して二枚。
何度かの移動のあとT口君に1.2kgのまずまずのヒラメ。
僕も集中する…と
餌のイワシが海中で暴れてる感じ。
で、ガツガツ…あ、ヒラメが食ってる
ガツガツ…ガツガツ…これか…
竿が大きく引き込まれるまで待つ
ガツガツ…ドーン!   キター!!竿が海面に突き刺さる!!
ヒラメ40!!!!キター!!
先ほどより少し大きいヒラメが浮いた。
やっとヒラメ40を味わえた 笑
目標達成。
結局、T澤さんはこの日ボウズ。
僕の世話を焼いてくれたのに申し訳ない。
次の冬、またヒラメ釣りするならちょっと道具を揃えます。ありがとうございました。

1月もそろそろ終わり。
2月に入るとSASUKEの収録、編集とトップギアに。
あと1回、カワハギにリベンジしたいが…
ステファーノMH、買うかな 笑

2018年、秋の僕へ。
この記事を見直して同じ過ちからシーズンを始めないように。

乾 雅人 テレビの仕事、食の事、趣味の事。

有限会社FOLCOM.代表取締役 テレビ演出家のアレコレ。

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