カワハギ 釣れました。
茅ヶ崎 一俊丸 カワハギ釣り
TBS「ゼウス」のオンエアが無事終わり。
数十年ぶりに11月に東京降雪…のあくる日。
Daiwa「Theフィッシング」矢島プロデューサーにお誘いいただき、20年ぶりの船釣りはカワハギ。
朝、6時に茅ヶ崎で待ち合わせ。
気温1度。晴れ。
一俊丸さんの船宿へ向かいます。
一応趣味としている磯釣りとは勝手が違います。
まず、クーラーボックスや荷物を船宿の「釣りもの」が書かれた看板の前に置きます。
他にもアマダイ、真鯛、ワラサ・イナダ…
高級な魚の名前。
「カワハギ」と書かれた看板の前にクーラーと磯用バッカン(笑)を置きます。
駐車場に車を停めて…再度船宿へ。
乗船カードに名前やら連絡先を記入。
料金8500円、レンタルの竿・リール500円、
エサ アサリの剥き身1700円。
西伊豆で渡船して、オキアミと配合エサ買うより高速代も含めると安いか…。
前日、雪の降る中を新宿の上州屋へ。
帽子とカワハギ仕掛け(針の種類がパワーなんとかとスピードなんとかの2種類)
港へ向かうと茅ヶ崎港は海面から湯気が(笑)
綺麗な富士山。
出航。
早々に矢島プロデューサーから
「アサリに塩を振って締めましょう」と指示が。
ビニール袋に入ったアサリを半分ほど船備え付けのザルにあけ、水気を切ってタオルの上にデローンと載せ、塩らしき粉末をサーっと。
ちょっと揉んで、完了。
続いてエサ付けのやり方を教えてもらいます。
こんな感じ。
早速、やってみますが…カワハギ仕掛けの針は小さくて細い。
生のアサリは粘つくしデローンとなってるし全く上手くいかない。
なんだったら最初に針を通すはずの「水管」が無くなってるヤツもある。
「難しい…」
矢島プロデューサーは
「エサ付けが肝心です」と。
仕掛けには3本針が付いてるけど、そこへ3個アサリを付けるだけで時間のかかること、かかること。
ヘリコプターの様に泳いで針からエサを盗っていくカワハギ。
アタリもなく、知らないウチにエサだけ無くなったらまたアサリを針に…
暗雲垂れ込めます。
カワハギの標準仕掛けはこんな感じ。
ほどなく、船はポイントへ。
船長からマイクで
「水深は15m、頑張ってください」
仕掛けを投入します。
オモリ着底。
釣りの動画で勉強したように竿を上下に振ってカワハギにアピール開始します。
ブルル…?…キタ?…
一応、アワセを入れて巻き上げてみます。
アサリが全部ありません。
付け直し…
悪戦苦闘。
再投入。
着底。
竿、上下。
ブルル…キタ…なんか重い…カワハギ?
ベラです。
他魚。
アサリ付け直し。
再投入。
ブルル…
クサフグ。他魚。
これはヤバイすわ。
「カワハギ特有のキュンてアタリじゃなかったらアワセない方がいいですよ」と矢島プロデューサー。
(どれがベラでフグでカワハギなのかさっぱり)
船のお客さんは何匹かカワハギを釣った模様。
船長「はい、じゃ〜 ちょっと移動しまーす」
(ヤバイんじゃね?)
移動の時間は、すかさずアサリを付け直します。
矢島プロデューサー「集寄、付けます?」
動画で見たカワハギにアピールするヤツ。
なんでも「仕掛けを振ると中に入ったビーズが『カチカチ』と音を立てるのが、アサリの殻を割ってる音に聞こえるんだ」と。
「借ります」
付けてみました。
ポイントに着いて、再投入。
矢島プロデューサーが小さいけどカワハギを釣りました。
「とりあえずボウズは免れました〜」
(俺、ヤバイんじゃね?)
ブルル…とアタリはあれど、他魚かエサ無しかの繰り返しで、またアサリ付け直し…。
(アカン…もう付け方、どうでも良くね?要はアサリのちょっとしっかりしたオレンジ色のベロとかを縫って、針を身に隠せば良くね?エサ付け手こずって投入回数が減るよりチャンス増やすべきじゃね?)
決心してまあまあアサリを針付けして…そこへ…
矢島プロデューサー「『ゼロ・テンション』という釣り方がありまして…」
竿先から海底のオモリまでを「張らず、緩めず」にしてカワハギに違和感を与えないで食わせるやり方、だとか。
(?…磯釣りの『張りと緩めの誘い』と一緒じゃね?)
なるほど、やってみましょう。
ブルル…アワセてみます…白っぽい魚…
カワハギでーす!
そこからは適当にアサリ付け、投入、ゼロ・テンション、アタリ、アワセ、カワハギ!
パターンを見つけました。
①投入〜着底 集寄の音が鳴るように竿を上下に振る(カシャカシャ音が聞こえるでしょ〜アピール)
②一旦、底にオモリをきちんと置く。(アサリ、ありますよ〜アピール)
③竿先を数10cm上げて下ろしてオモリを海底にゴンゴンする(ほーら アサリが揺れてるでしょ〜アピール)
④船の揺れに合わせて張らず緩めずのそーっとした停止(カワハギが食べる時間※俺流ゼロ・テンション)
⑤ゆっくり竿を上げてカワハギが食ってるか確認
⑥船が潮で流されるのでオモリが浮き上がったり仕掛けごと海底に着いて弛んだ分、もう一度きちんと着底させる
①〜⑥の繰り返し。
バンバン釣れました。
矢島プロデューサーがエラをナイフで刺してバケツの中へ。
泳いでるうちに血抜きができて身に血が回らないんだとか。
血抜きが済んだらお腹を切って、美味しい肝以外を取ってくれました。
矢島プロデューサーすげー!
釣果はなんと大小併せて20枚!
船宿に戻ってカワハギ持つ写真の撮り方を教えてもらいました。
「FUCK YOU!」みたいになります。
カワハギの魚体がよく見えるようにするんだそうです。
これでいいような気がします。
船宿に戻ると一俊丸のおかみさんがうどんを作ってご馳走してくれました。
おかみさん「私、ケイン・コスギのファンなの!連れてきて!」
ケインがカワハギ釣りに興味があるかは知りませんが、約束しました(笑)
てな訳で、30年ぶりの船釣り、初のカワハギ釣りは素晴らしい釣果と天気に恵まれました!
刺身、デッカイ肝あえ、アラ汁になりました!最高!
一俊丸のHPにも載せてもらいました(笑)
12月、また行こうと思います。
すでに竿とリールも買っちゃう勢いです。
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